先日お土産で、レトルトカレーを頂きました。 とってもユニークな赤いカレーと青いカレーです……。
なんでも茨城県にある『国営ひたち海浜公園』という所で売っていたそうで、同公園の名物である『コキア』と『ネモフィラ』という植物をイメージしたものだそうで。 カレーと変なものが大好きな筆者が喜びそう、というチョイスだそうです。
『コキアカレー(赤)』『ネモフィラカレー(青)』レビュー
いただいたのはこちら……ドン(効果音)
パッケージですが、すでにちょっと心配になるデザインですよね。カレーじゃなくて植物の写真だし……。まあ、(市販の)カレーに限って、不味いって事はそんなにないと思うので良いでしょう。
一応パッケージの裏面も確認しておきましょう……ドドン(効果音)
- 『コキアカレー(赤)』パッケージ裏
- 『ネモフィラカレー(青)』パッケージ裏
コキア、ネモフィラ、それぞれの植物についての解説と、温め方などが書いてあります。
原材料を見ると、コキアカレー(赤)には別に『コキア』は入ってなさそうです。 色付けの元となっていそうなのは『パプリカ色素』、『カラメル色素』でしょうか。
ネモフィラカレー(青)の方も同様で、色付けとしては『着色料(青1)』が該当しそうです。
つまり、元となった名前の植物を使ったカレーではなく、イメージして作ったイロモノカレーってわけですね(色だけに)。
……
…………
お皿に盛る
つまらない事言ってないで、食べてみましょう。 温め方は一般的なレトルトカレーと同じで、湯煎か中身を出してから電子レンジで、と記載があります。 今回は湯煎で温めてみました。
で、ごはんと共にお皿に盛ったのがこちら……デデン(効果音)
『コキアカレー(赤)』『ネモフィラカレー(青)』 うーん。 コキアカレーはともかく、ネモフィラカレーはヤバいですね。 過去にニュースやレビューで青いカレーの写真や映像を見たことはありますが、実際に手元にあると食欲をガリガリと削ってくる色彩のチカラにびっくりします。
青って『おいしそう』という感情とは真逆に位置する色なのでしょう。
ちなみに筆者、カレーライスは左右半分でお皿に盛ってあるのが好きなのですが、今回はお土産をくれた人が『国営ひたち海浜公園』で食べたというコキアカレーの写真を参考にして、あえて同じように盛り付けてみました。
- 本場(?)のコキアカレー
- 本場(?)のコキアカレー アップで
- 本場(?)のコキアカレー 旨そうに撮るじゃあないか……
これは、ちょっと美味しそうですね。 色もそんなに不自然ではないし。 あと青いのが横に無いってのも大きいでしょうね、きっと。
食べる
という訳で、もちろん食べてみました。
- 『コキアカレー(赤)』を食べる
- 『ネモフィラカレー(青)』も食べる
コキアカレー(赤)はルーがスプーンに乗っかってないですが……良いでしょう、ごめんなさい。 青の方は結構きついですね。 写真はクリック/タップで拡大しますので、しっかり見たいという方はどうぞ。
ちなみに、ネモフィラカレーのスプーンに乗ってる青い塊はお肉です。 肉までしっかりと青い着色料がしみています。
※コキアカレーのライスにぷつぷつと入ってるのは、雑穀です。カレーの中身ではありません、紛らわしくてすみません。 好きなんです、雑穀米。
味の方は、コキアカレーは全体的にはまろやかな味。 美味しいです。
ネモフィラカレーは、というと……こちらも食べてみると案外普通の味です。 見た目のイメージどおりミントっぽい味とかしたら最悪でしたが、そんな事はありませんでした。 色味が食欲を減衰させる以外は、普通に食べられるカレーでした。 ただ、どんな味か……と聞かれると、甘いとも、辛いとも違うどうにも言葉が出てきませんでした。
完食してこの記事を書いている今も、どんな味だったかイマイチ思い出せない。 脳が何かを拒んでいるのでしょうか?
あとがき、総合評価
見た目の面白さと、味はきちんと食べ物として成立しているあたり、結構よくできた製品だと思います。 自分でも買って食べたいか……というと、微妙な所ですが、話のタネに誰かに差し上げる用としてはとても面白いんじゃないでしょうか。
笑いもとれて、もらった方も嫌な想いをしなくてすむ。 プレゼントとしてセンスと実用性を兼ねていると思います。今回のように赤いのと青いのセットだと、見た目にもハレーションをおこして面白いですよね。
価格はいずれもひとつ600円(ひたちなか海浜公園 ショップサンサン公式サイトより)。
Amazonなどでも期間限定で売っていたようですが( ネモフィラカレー Amazon)、現在は販売終了。 2021年10月現在、通販などでは手に入らないようなので、ひたちなか海浜公園現地に遊びに行った人だけが買えるという希少価値もお土産としてポイント高いですね。
そんな訳で、あえて評価をつけるとしたらこんな感じでしょうか。
味 | ★★★☆(3.5) 不味くない。家にあったら普通に時々食べるでしょう。ある意味で意外。 |
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香り | ★★★(3) 特に良くも、悪くもなく。ある意味で意外。 |
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価格 | ★★☆(2.5) 600円。 ちょっとお高い気もしますがお土産としてはこんなものかと。 遊びに行ったら僕も絶対買うと思う。 |
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面白さ | ★★★★☆(4.5) 面白いし、よほどひねくれた人や、保守的な感性の人でなければ喜んでくれるかと。 |
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総合評価 | ★★★★☆(3.5) お土産としてはとっても良くできている。希少性もあって◎ |
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『コキアカレー(赤)』『ネモフィラカレー(青)』 2種あわせてのレビュー
(最大星5つ/0.5刻み/9段階評価)記事とはいえ、頂いたお土産に点を付けるというのはちょっと気が引けますが、もらった筆者の主観では★5満点でありがとう!という気持ち。 嬉しいし、楽しかったです。 ↑はあくまで製品としての採点です。
本文でも書きましたが、コキアカレーとネモフィラカレーはAmazonや楽天では買えません。 その代わりAmazonで赤・青の富士山カレーというものが見つかりました。 ひとつ900円オーバーという強気の価格設定ですが、富士山だから高いのは仕方がないか。
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