2021年の夏ごろからWebブラウザでTwitterにログインしていない状態で、Tweetを閲覧したり検索しようとすると、『「いま」起きていることを見つけよう』というダイアログが表示され、操作できなくなってしまう現象が発生しました。

当記事では、この問題の解決・対応方法を解説しています。

『「いま」起きていることを見つけよう』を回避して閲覧・検索する方法

2021年の8月中旬ごろから、ログインしていない状態でTwitter内の各ページをWebブラウザで見ていると、下記のようなアラートが表示され『ログイン』、または『アカウント作成』を促されるような現象が発生していました。

 「いま」起きていることを見つけよう アラート
「いま」起きていることを見つけよう アラート。
キャッチコピーとしての是非に関しては今は考えないでおきます。

白い領域の左上にある『×(ばつ)』を押すと1ページ目は見られますが、そこからさらにTweetを追ったり画像を開こうとすると再度表示される 『「いま」起きていることを見つけよう』 君。 ここで再度『×(ばつ)』 を押すと、Webブラウザが1ページ戻ってしまうという厄介な仕様です。

原因と解決策

詳細は後まわしにして、この現象はTwitterのCookie(クッキー)とその処理より発生していた挙動のようで、2021年12月現在はこの問題は解決済みのようです。

「いやいや、いまでも同じなんだけど?」 という人は、下記の手順でWebブラウザのCookieを削除してみましょう。

全てのCookieを削除すれば万全ですが、少し手間をかけてTwitterだけのクッキーを削除する方法を画像で紹介しておきます。

  • Chromeの『設定』を開いて
  • (1)左側『プライバシーとセキュリティ』
  • (2)『Cookieと他サイトのデータ』と選択
  • ページ下部にスクロールし(3)『すべてのCookieとサイトデータを表示』を選択
  • 右上の(4)検索欄に twitter と入力し
  • 表示された全てを(5)ゴミ箱アイコンで削除

TwitterがクローズドSNSになろうとしていたのか?

当時は、一部では『Twitterがクローズドサービス(ログイン=アカウントを持っていないと見られないようになる)になってしまった』なんて悲鳴も上がっていたようです。

とはいえ、当時TwitterからのCookie(クッキー)を受け付けない設定にしてみるとこの問題は発生しませんでした。また、Chrome以外のブラウザ……Microsoft Edgeなどでは発生しない、という情報も見かけました。

Gooogle Chromeで [設定]>[プライバシーとセキュリティ]> [Cookie と他のサイトデータ]>[Cookie を使用できないサイト] からTwitterを登録する事でCookieをブロックしてみるが
Gooogle Chromeの場合
[設定]>[プライバシーとセキュリティ]>
[Cookie と他のサイトデータ]>[Cookie を使用できないサイト]

で特定のサイトのCookieだけをブロックする事もできる

という事で、原因としてはChrome系ブラウザとTwitterのCookieの処理のミスによっておこる問題だったのでは? と想定されますが、なんとなくいつの間にか改善されていたので本当の所は分かりません。

実際のところ、Twitterがそういった意図でこの仕様にしたのかどうかは、今となってはわかりません。(もしニュースや公式発表などがあったのであれば、教えていただけると幸いです)

まとめ

実は最近になって、クライアントと、知人から同現象について話が挙がったので問題解決方法としてご紹介しておきます。もし、また誰かに聞かれたらめんどくさいので、このページのURLを伝えるだけで済まそうという魂胆です。皆さまも良かったらご活用ください。

もし現在でも『「いま」起きていることを見つけよう』に邪魔される現象が発生しているという方は、このページで紹介した方法で一度WebブラウザでTwitterのCookieを削除してみましょう。