2021年8月現在、既にワクチンを接種済みの人、そうでない人などいるかとは思いますが、当記事ではごく個人的な観点から2回接種を行った経過についてメモしておこうと思います。
記載の内容は筆者の個人的な経験です。 公的機関やニュースによる統計や調査結果と異なる点があっても、それらの方が信頼性が高い情報であるという点は認識の上、あくまで一例として……お時間があればお読みください。
モデルナ製ワクチン1回目接種~
筆者の在住地は東京都墨田区。 ワクチンの接種予約開始の通知書類が届いたのは6月中旬頃でした。
電話でも予約できるようですが、書類に記載のQRコードかURLにアクセスすると予約システムへアクセスできました。 URLはhttps://www.mrso.jp/のサブドメインで運用されており、さらに転送されて下記のようなページにアクセスできます。
手元の書類に記載の数値や内容をフォームに入力していくと、特に苦労もなく予約日程表がカレンダー形式で表示されました。
当記事執筆時点では、既に予約・接種済みなので、その画面を見る事はできませんが……見やすいカレンダー上に〇/×(予約可能日)と空き枠数が表示されていて、予約の手続きも簡単でよくできたシステムだと感じました。
手順にしたがって1回目、2回目分の予約を確定。 1回目は2021年7月21日、2回目は8月19日となりました。接種会場は、近隣のホテル。
特にワクチンのメーカー……モデルナ/ファイザー/アストラゼネカなどの選択肢はなかった気がしますが、個人的にも特に選ぶ気はなかったので気になりませんでした。
接種日前日には、申込時に入力しておいたメールアドレスにリマインダーのメールが届き、『明日は〇〇時から接種ですよ』と教えてくれます。 このあたりも(日本の公的機関関連サービスにしては)きちんと出来たシステムだな、と。
当日ホテルまで行くとホテルの入口に看板をもった方が立っていて、施設内のエスカレーターで会場まで向かいます。 夕方18時頃でしたが、特に混んでいるという事もなく、受付もスムーズでした。 予約時間10分前位に行ったこともあり……
- 消毒
- 予診票の確認(事前に記入していないと、その場で書く必要あり)
- 受付番号チェック
- 整列(間隔の離れた椅子で待機)
- 問診(パーティションで区切られた所で、予診票の確認と簡単な受け答え)
- 接種(問診とは別の区画で、医師と助手さんが待機している)
と、いう流れで接種まで10~20分くらいで終わったのではないでしょうか。 その後、会場で15分待機し、問題がなければ各自帰宅できる……という形でした。
注射は肩への筋肉注射(※)という事を事前情報でしっていたのですが、皮下注射と比べて特別痛いという事もなく『チクリ』とした程度。
1回目接種の翌日は、ほとんど自覚症状なし。 夕方位にすこし左肩が重くなってきたな……と感じましたが、腕立て伏せをした次の日の筋肉痛程度で、正直「ああ、こんなもんか」と思ったものです。 この日の晩はお酒も少し飲んで寝ました。
1回目接種の2日後、朝からややぼーっとする感じに。 最初は「二日酔いかな?」なんて思っていましたが、昼過ぎからだいぶダルさが増してきます。 夕方にはややしんどくなってきて、帰宅後はすぐに横になりました。 熱を測ってみると36.9度ほど。 平熱は36度前後なので、微熱といったところでしょうか。
注射をした左肩もかなり痛くなってきて、三角筋(肩の筋肉)全体がかなり酷い筋肉痛になったような感じ。 少し動かすだけでも痛く、ほぼ腕は上がりません。 トイレでパンツを下すのも片手でしていました(笑)。
1回目接種の3日後は、起きるとダルさはなくなり、熱も平熱に。 肩には若干の痛みが残りますが、軽い筋肉痛程度にもどりました。 その後、夕方にはもう普段通りになっていたと思います。
この日は、手書きの書類をいくつかこなす必要があり、左肩に接種したことを少し後悔しました。
モデルナ製ワクチン2回目接種~
2回目の摂取は4週間後。 1回目の接種後、ニュースなどでモデルナ製ワクチンについて『(ファイザー製より)発熱などの副反応がでる確率が多い』『1回目より2回目の方が強くでる場合が多い』といった情報を目にしていました。
実際にコロナウィルスに罹ってしまった人(知人にも数人おり、実に大変だそうな)の倦怠感やツラさよりはマシだろう……とは思いつつ、やはり少し気は重くなりました。
1回目とほぼ同じ流れで会場で摂取しますが、今度は『利き手が左』で有る事を接種担当のお医者さんに伝えたところ、「では右にしましょう」と右肩に打ってくれる事になりました。 念のため「1回目左肩で2回目が逆でも大丈夫ですか?」などと聞いてみたところ「問題ありません」とのお答えでした。 (お医者さん、面倒な質問にお答えいただきありがとうございます)
その後、その日のうちは特に自覚症状なし。
2回目接種の翌日は、朝から右肩が結構痛い。 そして身体もダルい。 1回目よりやや反応が早いのかな?という感覚。 そして昼過ぎにダルさは増して、熱を測ってみると37.9度。 結構発熱しています。 覚悟はしていましたが、結構急激でした。
そして……この日はパソコンを使っての作業が中心で、右肩に注射してもらって結果マウスが操作がしんどいという事態に。 筆者は左利きながら、マウスは右手で操作するのでキーボードとマウスの間を移動させる瞬間に都度「うわぁああ」とか「ぎゃああああ」と呻き声をあげながら行いました。
夜には頭痛や寒気なども出てきて、熱は38.3度まで上がりました。 毛布を出してきて寝ていても寒く……身体の節々が痛く、結構ツラいので解熱鎮痛剤を飲むことを決意します。 調べてみたところ、筆者の場合(※)は常備していたロキソニンを飲んでも大丈夫なようで、これを服用。
30分もするとロキソニンが効き始めたのか、肩の痛み身体の痛みなどもやわらぎ、その後安らかに眠りにつく事ができました。
2回目接種の2日後は、朝からすっかり体調も戻り、熱は平熱に。 注射をした肩は軽度の筋肉痛程度に戻りました。
2回目摂取の3日後、まだ肩は少し痛みますが体調はほぼ普段通りに。
※妊娠中の方や、他の疾患がある方などはかならず医師と相談しましょう。特に妊娠中の方はカロナール(アセトアミノフェン)の方が良いなどというニュースがあります。接種する予定の方は事前にかかりつけの先生に聞いておくと良いと思います。 下記の外部リンクも併せてお読みください。
まとめ
以上、筆者個人の経験談として、モデルナ製ワクチンの接種後の経過を記録してみました。
結論としては、ちょっと体調悪くなったので、自宅にロキソニン(解熱鎮痛剤)を常備していて良かった……というところでしょうか。
きっと飲まなくても、翌日には楽になっていたと思いますが、体力も気持ち的にもしんどいので、これから接種するという方は用意しておくと良いかもしれません。 世間でも実際に解熱鎮痛剤の売り上げも増えているそうですね。
2回の接種を終えて、これまでの『マスク』『手洗い』『消毒』『他人との物理的距離の確保』などに加えて、できる事はし終えたという所でしょうか。 もちろん収束するまで『マスク、手洗い……物理的距離の確保』はこれまで同様行っていく必要がありますが……。
なお、繰り返しになりますが、当記事は『いち個人』の体験談となりますのでご参考程度に。 国や公的機関の発信する情報は、より多くの記録や情報をまとめたものなので、この記事よりも信頼性が高いものだという点をご留意ください。
変異株の登場や、各種イベントの開催/中止など、たくさんの情報が出来事が続いている昨今ですが、根拠のない情報や信頼性の低い情報、出所のわからない情報などには踊らされず、落ち着いてこの状況を過ごして行きたいものですね。
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